概要

最終表450
ローレンス・オリヴィエ賞受賞・社会派現代戯曲を、
栗山民也演出で本邦初演!

『CHIMERICA チャイメリカ』は、1984年生まれの英国の若手劇作家ルーシー・カークウッドにより劇作、2013年5月アルメイダ劇場で初演され、2014年ローレンス・オリヴィエ賞最優秀新作プレイ賞を含む5部門で受賞した社会派戯曲。ユーモアにあふれた軽快な会話劇でありながら、重大な歴史的事件を背景に、空間・時代を行き来する複雑な構造の本作に、日本を代表する演出家・栗山民也のもと、映像や舞台など多方面で幅広い活躍を見せる実力ある力強い出演者が挑みます。

 

2013年ニューヨークマンハッタンのギャラリーでの写真展、
1989年の天安門事件に居合わせたアメリカ人ジョー・スコフィールドがとらえた一枚の写真が
人々の目を引いている。

―――1枚の写真、それはアメリカ人によって撮影されたもの
白いシャツを着て、買い物袋を二つ下げた中国人の男が
隊列を組む戦車の前に立っている

それはヒロイズムの写真である

それは抗議の写真である

それはある国を別のある国がとらえた写真である

2012年の現代のニューヨークと1989年の天安門、時代と国を行き来しながら、
ジョーと彼の中国の
友人ヂァン・リン、そしてその周囲の人々が、
写真に収められた瞬間から断ち切れない運命のうねりに
のみこまれていく。

 

“チャイメリカ Chimerica”とは、07年に米国の経済史学者でハーバード大学教授のニール・ファーガソンらが、「チャイナ(China)」と「アメリカ(America)」を合わせ、その共生関係を表す意味で使用した造語で、米紙ニューヨーク・タイムズによる09年の“世界の流行語”にも選ばれました。本作は、その造語をタイトルに、89年に中国で起こった天安門事件を背景にしながら、現代に生きるわたしたちが抱える問題を映し出す意欲作です。

 


【物語】

89年6月4日、民主化を求める学生を中心とした一般市民と中国政府が、天安門広場で衝突した。
そこに居合わせた18歳のアメリカ人ジョーは、買い物袋を両手に下げた一人の男が戦車の前に立ちはだかる様子をカメラに収め、その写真は“戦車男=タンクマン”として世界に衝撃を与えることになった。
それから23年後、中国人の旧友ヂァン・リンから、“タンクマン”にまつわる衝撃の事実を聞かされたジョーは、彼の軌跡を追い始める。

スタッフ/キャスト

【作】ルーシー・カークウッド Chimerica by Lucy Kirkwood
【演出】栗山民也
【翻訳】小田島則子

【出演】田中 圭 満島真之介 倉科カナ 眞島秀和
    瀬戸さおり 池岡亮介 石橋徹郎 占部房子
    八十川真由野 富山えり子 安藤 瞳 阿岐之将一 田邉和歌子
    金子由之 増子倭文江 大鷹明良

 

【美術】二村周作 
【照明】服部 基 
【音響】井上正弘 
【映像】上田大樹
【衣裳】前田文子 
【ヘアメイク】鎌田直樹
【演出助手】豊田めぐみ 
【舞台監督】加藤 高
【版権コーディネイト】シアターライツ

【宣伝美術】相澤千晶 
【宣伝写真】笠井爾示
【宣伝スタイリスト】髙木阿友子 
【宣伝ヘアメイク】山口 淳

コメント

◆演出 栗山民也 コメント
1989年とは、どんな年だったか。元号が「昭和」から「平成」に変わり、秋にベルリンの壁が崩壊。そして中国の天安門では、民主化運動の前に戦車という暴力が立ちはだかった、そんな大きな歴史の続いた年だった。この作品は、その1989年の北京と、現代のアメリカを往還するドラマである。
なんだかぼんやりとして曖昧な今の日常だからこそ、この時代に跳び、あの広場で戦車と素手で向き合った一人の男を写した「一枚の写真」が、何を語り、何をリアルに映し出したのか、見つめてみたい。

◆田中 圭 [ジョー役]
幾度かご一緒している共演者と、はじめましての共演者の皆様、そしてはじめましての演出・栗山民也さんです。信頼している先輩方に相談したら、栗山作品にはぜひ参加したほうがいいとアドバイスをうけるほどの方、挑戦することを決めました!栗山さんの世界を観たことはあるのですが、飛び込むのは初めてです。最高の共演者と面白い戯曲と。楽しみになりすぎてます。みんな巻き込んで思いっきり深く飛び込めればなと思っています。頑張ります。

◆満島真之介  [ヂァン・リン役]
1989年この世に生まれ落ちた私が、その年に起きた歴史的悲劇に向き合うことは、とても勇気のいる決断でした。しかし、運命的な何かを感じております。栗山さんとの初セッション。信頼の置ける兄貴的存在である田中圭さんとの久方振りの共演。どこをとっても、今やらなければならないという使命感が湧き上がってきました。自分自身の持つ全てをこのカンパニーに注ぎます。楽しみに待っていてください。

◆倉科カナ [テス役]
いつか一緒にお仕事させて頂きたいと思っていた栗山さんの演出で、天安門事件を、自国と他国それぞれの視点での描いた、興味深い作品に出演することに大きな意義を感じています。舞台に立つ事はいつまでたっても慣れず、緊張しっぱなしですが…知性や感性に優れた栗山さんの演出と、とても個性豊な共演の皆様、劇場の力を借りて、逃げず、沢山の事を学び、新しい分野へチャレンジしたいと思います。

◆眞島秀和 [ヂァン・ウェイ役]
大きな挑戦となる作品に参加出来ることを幸せに感じています。今から来年の稽古スタートが楽しみです。皆様の胸を借りる気持ちで、おもいきり栗山さんの世界に飛び込みたいです。

 

ツアー情報

★愛知公演 
会場:東海市芸術劇場大ホール 
日時:2019/2/27(水)19:00・28日(木)13:00/19:00
(お問い合わせ メ~テレ事業:052-331-9966 10:00~18:00 祝日を除く月~金)

★兵庫公演
会場:兵庫県立芸術文化センター 
日時:2019/3/2(土)13:00/18:00・3/3(日)12:00/17:00
(お問い合わせ 兵庫県立芸術文化センターチケットオフィス:0798-68-0255 10:00~17:00 月曜休み※祝日の場合は翌日)

★宮城公演
会場:多賀城市民会館 大ホール
日時:2019/3/6(水)19:15
(お問い合わせ 仙台放送:022-268-2174 平日 9:30~17:30)

★福岡公演
会場:福岡市民会館 
日時:2019/3/10(日)13:00
(お問い合わせ スリーオクロック:092-732-1688 平日 10:00〜18:30)

公演日程表

◎=ポストトークあり 出演:野村萬斎 ほか 
※開催回のチケットをお持ちの方がご参加いただけます。

●=貸切公演

◆=収録のため客席内にカメラが入ります

■=視覚障害者のための舞台説明会(要事前申込・無料)
2/23(土)13時の開演前に、舞台装置や衣裳など視覚に頼らなければわかりづらい場面をご説明いたします。
本公演のチケットをお持ちの方が対象。 
お問合せ・お申込み:03-5432-1526、support@setagaya-pt.jp

聞こえにくい方のための音声サポート(要事前申込・無料)
音声が聞き取りにくい方に、当日劇場ロビーにてイヤホンをお貸出しいたします。ご観劇日の3日前までにお申込みください。
お問合せ・お申込み:03-5432-1526、support@setagaya-pt.jp

 

観劇サポート

託児サービス

世田谷パブリックシアター、シアタートラムで行われる、前売入場券を販売する公演では基本的に託児サービスがございます。

料金 2,000円(1名につき)
対象 生後6ヶ月以上9歳未満
申込 03-5432-1526 世田谷パブリックシアター
ご利用希望日の3日前の正午まで受付けますが、定員になり次第締め切らせていただきます。お早めにご予約ください。また、障害のあるお子様についてはご相談ください。
委託 キッズルーム・てぃんかぁべる三茶

車椅子スペース

世田谷パブリックシアター、シアタートラムとも車椅子のままご観劇いただける車椅子スペースがございます。定員に限りがございますので、ご利用にあたり予約が必要です。

料金 該当エリアチケット料金の10%割引【付添者は1名まで無料】
申込 03-5432-1515 劇場チケットセンター

ご利用希望日の前日の19時まで受付けますが、定員になり次第締め切らせていただきます。お早めにご予約ください。また、お座席でご観劇になる場合も、スムーズにお席にご案内させていただきますので、予め劇場までご連絡ください。